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2010年11月26日

街づくり研修会








さあ〜
二日目です。

こんなに素敵な四万十の財産のような場所に
『四万十とおわ道の駅』を作ってしまった、畦地さんの講演会が始まりました。





高校球児だった彼は、卒業後JAに入社し、『当たり前の事をやっていては今以上の仕事も出会いもない』
の思いから、退職、独立。
地元の産業をもっと広い場所へPRし、いろんな人と交流して街づくりをみんなで楽しんで行きたいと、
願い、一人ではできない、デザインや、プレス、生産者などと力を合わせ、「四万十ドラマ」という
会社を設立しました。

やはり、この街をPRするにも、2万人だけの人口で、掛川市の2.4倍もの広大な広さの街に
どうやって人を呼んできたらいいのか?

街の人に、こんなビジョンがあるなど話しても、「どうせ出来ないが・・」
「やれっこないぜよ」・・・などと、マイナス意見ばかり。
そうか・・実績を作れば人は振り向いてくれる。

どこも、内側の人はマイナス指向・・ならば市外、県外の外側の人はプラス指向に
働き安い。との発想から、いろんな県に出向き、いろんな人の知恵や意見を集め
地域で出来る事を考えた。

わかりやすい場所で、センスのいい看板や、パッケージに着目し、デザイナーを
プランニングの段階から参画させる方法で、実行していった結果、着々とお客様が
街に集まり、今では年間30万人が来る街になったそうです。


いや~熱い男性である。
人の為に心を動かし、自ら感動し、とにかくどこへでも飛んで行く。

それを、またリターンし、元に戻るしくみを考えた。

たとえば・・・
自慢の栗や椎茸の地域産業を、県外でPRし、他のメニューともコラボし、百貨店に陳列できる
よう、メジャーなブランドで知名度にも加速をつけるなど。

売上が上がれば、地域に工場も増え、雇用も生まれる。
相乗効果である。


写真に写っている新聞は地元、高知新聞です。
この新聞をバッグにする発想。地元のおばちゃんが作ったんです。
しかし・・・
日本では受けない。

では海外に出展しよう~と。

アメリカで火がついた。
なんと、あのルイヴィトンを越してグッドデザイン賞第1位となった。

ポール・スミスも大絶賛で、沢山オーダーが舞い込んだ!


それを聞きつけ、高知新聞社が1面デカデカ載せ、これを讃えた。
称賛に値する訳である。  我社の新聞なんやから・・・

またまた、人気が出た。

相手に利益を与えること・・・ソーシャルビジネス!
あっ!前にブログでアップしたことだ。
必ず、人は豊かさを与えたら、豊かさで返してくれる。


自分が動かにゃ・・何にも出来んぜよ。
素晴らしい発想、行動ですね。

熱い講演ありがとうございした。


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