2011年03月20日
救命士
HATTORI先生・・お久しぶりです。
今日を境に掛川市立病院から湘南鎌倉病院に異動されることになっちゃったんです
何だか、出会って間もないのに寂しいです。
ドックで再検査に引っ掛かってなければ出逢わなかった先生。
あれから、何度もお店に来て下さって・・・今日でお別れですね。
「鎌倉に行って、すぐに東北震災の救護に行かなきゃいけないようになるな・・・
でも掛川には1年しかいなかったから、患者さんたちを置いて行かなくちゃいけない
のも気になるんだよ。掛川市はもっと病院の中のシステムを患者側に立って考えて
やらなくちゃいかんね」・・・と、市民の立場で物を考える先生なんです。
そう言えば診察室に入って初めて先生と対面した時に、第一声がそうでした。
「あなたは今日の予約をした時には、今日この日に再検査をして貰えると思ったよね?
今日はその再検査の日を決める日なんだよ・・・ちょっと手間がかかり過ぎだよねこのシステム?ごめんね。」と。
急に変な事を言うドクターだな?でも患者側の
立場が解って下さる人でもあるな・・・と、感じたのは覚えていました。
入り口に投書箱があるから、「最短で検査が出来るように計らって下さい。」と
掛川市にあなたみたいな人が申し立てて下さい。
それでないと、医師側も、一般の外来を診て、オペをして、ドックの再検査を診て
こうして再検査の時もセラピストまでして、毎日就寝が朝の4時位で、
緊急が入ればすぐ病院だし、そのまま朝8時から外来・・・これでは医者の不養生で
ぶっ倒れてしまう。当然、患者を診る人もいなくなる。
この病院では僕の課のドクターが自分1人で、いつも時間に追われているんだよ・・・・と。
なんでこれを患者に話すのかな~?と最初は思っていましたが、その一つ一つ、気を抜けない
仕事だから、1年で10kgもストレスで太ってしまったので、今までの服が着れないんだよ。
こんなFATな僕に合う服を売ってるの?・・と、ややおちゃ
めな話しから始まった縁でした。
なるほど・・・
それから幾度となく、いろんな話しをしていく中で、まさに医師の使命を全うするが故に
勿論、手を抜くことも出来ない職業だけに、常に寝不足状態・・・早く病院側でも医師の配属を考えてあげる事は
出来なかったのだろうか・・・と、予算の問題もあるけど、私立病院は市民からクレームも多いですよね。
それでも
「僕は医者だからね。人を救うのが使命なんだよ。目の前に患者がいれば助ける。
福島の病院でも医者が沢山流されてしまってるんで・・」と・・
大きな服の話しもそうですが・・私と先生が惹きあったのは、ファッションと文化の
話しからなんです。
先生の感性は鋭いんです。
また、先生のようなドクター仲間のメールはどんなネットワークよりも素早く、著名な方が多いので
そのまま救済の措置をとる事が出来るほどの人脈のある友達が多いようです。
今回も既に仲間が現地に赴いていらっしゃるようですね。
本当に人命救助は、最も医師団の力が不可欠ですから・・・
日本人の命をよろしくお願い致します。
私・・・先生みたいな仕事が好きで、そこに自身と誇りを持っている方・・大好きなんです。
それでいて、私なんかにも気さくにお話しをして下さる、温かいDr,HATTORI。
先生のご健勝と、今後のご活躍を心よりお祈り致します。
募金箱のマスコット、タリーズくんも東北関東大震災の一日も早い復興を応援します。
Posted by R at 01:43│Comments(0)
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